引越しというのは環境の変化が大きく、大人も子供にとっても一大事です。環境が変わるということは心理的にも大きな影響を与えるものです。
こどもは環境の変化に対して柔軟性が高いとはいえ、新しい人間関係や新しい学校に馴染むことがなかなか出来ずにふさぎ込んでしまうお子さんもいます。そんな時にいちばん近くにいる親がサポートしてあげないと、引きこもりや鬱、不登校に繋がりかねません。
この記事では、実際に子連れで3回引越しを経験した実体験と共に、引っ越しでのストレスケアをご紹介します。
引っ越しのタイミングはいつが最適?
子どもと引っ越しをする際、どのタイミングで引っ越しをするのがよいのでしょうか。
結論からいうと、こどもの性格や家庭環境、保育園なのか幼稚園なのか、小学生か中学生か等の状況によって異な流ため、引っ越しに最適なこどもの年齢はこれ、というは一概には言えません。
ただ基本的に環境が変わるということを踏まえると、入園や入学の季節である春というのは、一般的に異動の多い時期なので入園や入学だけでなく、クラス替えのタイミングに合わせて引っ越しをすることで、引っ越し先の同じクラスの同級生にも受け入れてもらいやすくなるでしょう。
次に夏休みの期間です。夏休み中の引っ越しであれば、年齢によってはこどもも荷造りや引っ越し作業をできる時間があります。長い休みなので時間を確保しやすく、引っ越し前に最後の思い出作りもしてあげることができます。
引っ越し先でも、長い休みでお互い顔を合わせていない期間があるので、新学期から新しいクラスメイトが増えても割と受け入れてくれやすい環境でしょう。
引越ししたばかりで不安やストレスを感じているこどもからのサイン
引っ越し前後は慌ただしく時間が過ぎるので、一緒に過ごす時間を確保するのが難しいかもしれません。でもそんなときこそ、こどもがストレスを感じていないかよく観察して、ストレスのケアをしてあげたいですよね。
では、こどもが発するストレスのサインは、どのような行動が考えられるのでしょうか。
我が家の場合は県を跨いでの引っ越しで、タイミングも節目ではなかったため、当時小学1年生だった彼女は大きくストレスを感じていました。
体操服や上履き、教科書や勉強の進み具合が違うというところから、うまく馴染めずにいて、お腹が痛いから学校に行きたくない、体育があるから学校に行きたくない等、何か言い訳をつけては遅刻の日々が続きました。これはストレスを感じていると思い、休みたいと言った日は休ませたりして心の休憩時間を設けてあげました。
わかりやすく、休みたがるというサインもあれば、ご飯を食べなくなったり、寝言や寝不足、無気力などといったところに表れることがあります。また、怒りっぽくなって親や先生に対して反抗するという態度に出ることもあります。
サインは人それぞれだからこそ、注意深く観察していないと感じ取ることが難しい場面もあるかもしれません。普段と違った様子を見せたときは、怒る前にどうしてそのような行動や言動を取ったのかを考えて理解しようとする姿勢が大切です。
つい叱って追いつめてしまいそうになることもあるかもしれませんが、できる限り話を聴いてあげましょう。
ストレスの対処法は?ストレスを感じている子どもに接するときのポイント
こどもがストレスを感じている際の対処法としては、先程お伝えした通りですが、まずは否定することなく話を聞いてあげることが大切です。
周囲に馴染むことができず、不安やストレスを感じている場合は、共感しつつ前向きなイメージを持てるような言葉かけを意識してみてください。
共感してあげましょう
こどもが前の学校やお友達の話をはじめたら、家事で忙しくても手を止めて、遮らずに話をたくさん聞いて共感してあげましょう。
話を聞いていくうちに「何が不安に思っているのか」、「どんなことがあれば楽しい、安心すると感じるのか」がわかってくるようになります。過去に楽しかったことを話した時は、それが楽しかったんだね、と共感してあげましょう。
おねしょや夜泣きなどをしたとしても失敗したと責めずに何度でもチャンスをあげる気持ちで気長に見守ると良い方向に進みます。こどもがストレスを感じている状況で頭ごなしに叱ってしまうと、更に悪い状態になる恐れがあるので注意が必要です。
前向きなイメージの植え付けましょう
共感したあとは、前向きなイメージができるよう抽象的ではなく、できるだけ具体的なイメージを話すのも効果的です。
例えば
- 引っ越し前の学校のお友達もいるし、引っ越し先の学校でも新しいお友達ができるから、みんなよりたくさんお友達ができてこれから楽しいことが増えるね
- 担任の先生とっても優しくて教え方も上手だね
- 笑顔で挨拶していると友達が増えていくよ〜
- 近くに公園があるから同級生がいないか一緒に行ってみよう
- おうちの近くの習い事に同級生もいるんだって、体験に行ってみよう
新しい家や学校、近所にあるもの等とにかく何でも前向きに話をしてみましょう。新しい環境は楽しくて期待に溢れているというイメージができると、自然と前向きな気持ちになれるはずです。
地域のイベントにも積極的に参加することで、親同志も仲良くなることができるため、こどももその後遊びやすくなりますので、無理のない範囲で参加すると有効です。
こどもに寄り添ったストレスケアをしてあげましょう
引っ越しは大人もこどもにとっても、体力と精神力を使う作業なのでとても大変です。親の都合で引っ越すことが大半だと思いますので、こどもの気持ちにしっかり寄り添って心理面をサポートすることが大切になってきます。
不安になる気持ちを受け止めてあげて、これから始まる新しい生活への期待や楽しさを教えてあげましょう。こどもが環境に馴染めるように同じ学校の子が通う習い事やイベントなどに積極的に参加するなど、安心できる居場所作りを確保してあげることが大切です。
ぜひ家族で協力して、明るくて楽しい新生活をスタートさせて下さいね。
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