新学期が始まると、こどもたちは授業や部活動、習い事などの課外活動と、様々な予定に追われることになります。こどもは新しい環境の生活に慣れるだけでも大変です。日々のスケジュールを管理することが、ストレスなく生活を送るのコツとなってきます。こちらの記事では、新学期に心得ておきたいこどものスケジュール管理法について紹介します。
スケジュール帳を活用して管理能力を身につける
新学期が始まる前に、こども用のスケジュール帳を用意しましょう。スケジュール帳には授業や部活動、習い事などの予定を書き込み、週ごとや月ごとのスケジュールを把握しやすくします。自身がスケジュールを管理する習慣を身につけることが何よりも大切です。
スケジュール帳は自身に選ばせる
自分のスケジュール帳を選ぶことで興味を持ちやすくなります。カラフルで楽しいデザインやキャラクターが描かれたものなど、モチベーションが上がるものを一緒に選びましょう。
親も一緒にスケジュールを書き込む習慣をつける
親がやっていると興味を持ちやすくなります。一緒に週や月の予定を書き込むことで、自分や相手の予定を把握することができ、スケジュール管理の重要性を理解しやすくなります。
また、スマホなどのリマインダー機能を設定することで習慣化できるよう一緒に頑張っていきましょう。
週ごとの振り返りとポジティブなフィードバックを与える
1週間の終わりにこどもと一緒にスケジュールを振り返って、達成したことやうまくいったことを振り返る時間を設けましょう。振り返りを通じて、子供が自分の予定を管理することの意味や効果を実感できます。
また、こどもがスケジュール管理を頑張ったり、立てた目標を達成した。約束事を守れた場合には、「よく頑張っているね!」などポジティブなフィードバックを与えましょう。子供が自信を持って管理能力を発揮できるようサポートしていくことが継続の秘訣になります。
目標設定と優先順位の決定
新学期に向けて、子供と一緒に目標を設定しましょう。成績の向上や部活動での活躍だけでなく、自己成長のための目標を掲げるのがおすすめです。目標を立てるときは「成績を上げる」といった漠然とした目標ではなく、平均90点以上とる、だったり検定何級に合格するなど具体的な目標が効果的です。
目標が決まったらそれに向かって、何をしていけば良いのか優先順位を一緒に決めていき、スケジュールを調整します。
定期的なスケジュールの見直し
新学期が始まってみると、予定が変更されることがあります。授業の時間割や部活動の練習日程など、変更がある場合もありますので定期的にスケジュールを見直し、最新の情報を反映させましょう。また、予定が重なる場合や調整が必要な場合には、柔軟に対応することが重要です。
自己管理の意識と時間の使い方が上手になれるように
大人になって社会に出るまでに自己管理の意識を持つことが大切です。授業や部活動、習い事などの予定をしっかりと把握し、時間を有効に使うことができるよう見守ってあげましょう。また、スケジュールだらけにならないよう、休息の時間も大切にし、バランスの取れた生活を送れるようにしましょう。
家族のコミュニケーションを大事に
予定の調整や相談事など、困ったことや悩みがあれば、一人で抱え込まず、積極的に話し合って解決できるように、日頃から家族や友人とのコミュニケーションを大切にしましょう。家族や友人の支援を受けながら、新学期を乗り切ることができます。
毎日やるべきことをルーティン化することで抜け漏れに気が付きやすくなります。出かける前に持ち物をチェックできるようなグッズを用意したりするのも忘れ物をしないためのコツです。全てやってあげるのではなく、気づきを与えられるようなサポートをしていくという視点でサポートしていけるよう心がけましょう。