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反抗期の接し方合ってる?反抗期に備えて親が心構えしておきたいこと

イヤイヤ期に始まり、思春期など親に文句言ったみたり反発するという反抗期は何度も訪れます。反抗は成長の証と言ったりするように、こどもは日々自分というものと作り上げるため成長をしています。しかしながら多くの親にとって挑戦的に感じる時期であり、恐ろしいとさえ感じることもあるでしょう。

そんな反抗期に備えて、親が心構えをしておきたいことはいくつかあります。この記事ではそのポイントをいくつか紹介していきます。

目次

反抗期とは?

反抗期とは、一般的にこどもが他人の意見や指示に反抗する時期を指します。人は2〜3歳頃の幼児期に訪れる「イヤイヤ期」を始め、10代の始めから20歳頃まで思春期に訪れる「第一反抗期」「第二反抗期」を指します。また、小学校2~3年生頃に反抗的な態度が目立ってくることがありますが、これは「中間反抗期」と呼ばれることがあります。

こどもの反抗期で親が抱えやすい悩みとは?

  • コミュニケーションが取れない!
  • 規則などのルールをあえて守らない!
  • 感情を爆発させてくる!
  • 自己肯定感が低下していく!
  • 家庭内が緊張状態に!

コミュニケーションが取れない!

反抗期に入ると感情面が不安定になり、親とのコミュニケーションが素直にできず、難しくなることがあります。こどもの感情や意見を理解しようと積極的にコミュケーションを図るも、それが鬱陶しく思われたりすることがあります。

規則などのルールをあえて守らない!

反抗期に入るとこどもは自己主張が強まり、家族間のルールや学校の規則などの境界線を試すことがあります。そうした時はこどもの言い分、親の言い分を互いが意見する場を設けて、まずはこどもが納得する妥協点を見つけることが大事です。頭ごなしに怒ったり、ペナルティを与えるだけでは関係の悪化につながります。

感情を爆発させてくる!

反抗期の子供は感情が不安定になり、怒りや悲しみなどをこれまでより強く感じやすくなることがあります。親子の距離が近すぎると、反抗がエスカレートして暴言を吐くような段階から、暴力を振るう段階にまで悪化してしまうケースがあります。

暴言を吐かれたと思った時、カッとして暴言返しをしてしまうと収拾がつかない事態に陥ることがありますので、ひどい言葉を使われたとしても、グッと飲み込んで言いたいことを全て言わせるくらいの気持ちでいましょう。こどもが悪い方向に進んでいると思い込んでしまい、正そうと口やかましくなってしまうと逆効果です。

自己肯定感が低下していく!

反抗期に入ると、「どーせ」「ダメなんでしょ」など否定的な言葉が増える傾向にあります。こんな言葉が聞こえてきたら親は「よく頑張っているね」「大変だね。あなたも忙しいね」など、認めているよということを伝え、こどもの自尊心を支援することが大切です。また親も、毎日暴言を吐けれているような日々を過ごすと、自分はダメな親なんだと塞ぎ込んでしまい、自己肯定感が下がってしまいます。

家庭内が緊張状態に!

反抗期のこどもとの衝突や激しい口喧嘩は、家庭内の緊張を高めてしまいます。家族全体の平和を願っていても、顔を合わせれば口喧嘩となってしまっては家の中の雰囲気も緊張状態になってしまいます。

反抗期に備えて親が心構えしておきたいこと

反抗期はこどもの成長の一部であり、第一子であれば特に親にとっても挑戦的な時期です。この時期に備えて親が心構えしておきたいことがいくつかあります。

  • こどもの発達段階を理解する
  • 冷静さと忍耐を持って接する
  • 親子間のコミュニケーションを図る

こどもの発達段階を理解する

まず最初に、親はこどもの発達段階を理解することが重要です。反抗期は身体的、感情的、社会的な変化がとても激しい時期であり、こどもが自己主張や独立心を強める時期でもあります。そうした発達段階を理解し、行動や感情の背景に対して理解を示すことが大切になってきます。

冷静さと忍耐を持って接する

次に、親は冷静さと忍耐を持って接することが重要です。反抗期のこどもは感情が不安定になり、親に対して攻撃的な態度を取ることがあります。親はそのような状況でも冷静さを保ち、怒りやイライラを表に出さずに対処することが関係を悪化させないためにも大切です。そうは言っても冷静でいられないという時は、トイレに立つでも構わないので一旦その場から離れて物理的な距離を取ると冷静になりやすくります。また、こどもが自己主張をすることに対して理解を示し、対話を通じて問題解決を図る姿勢が重要です。

親子間のコミュニケーションを図る

さらに、親子間のコミュニケーションを図ることに目を向け、対話を通じて自分の感情や考えを表現しやすい環境を作ることも大切です。こどもの話に耳を傾け、彼らの意見や気持ちを尊重することで、信頼関係を築いておきましょう

反抗期は親子関係にストレスを与えることがありますが、こどもにとって親は大切な存在です。こどもとの絆を大切にし、互いの信頼関係を築いていく努力を惜しまないことが大切です。こどもは親からの愛を感じることで信頼し、親はこどもたちの成長と発達をサポートすることで、反抗期を乗り越える力を与えてあげましょう。

反抗期のこどもの心理状態を把握しておくことが衝突回避の糸口に

反抗期に入る子供の心理状態を理解することは、親子間の衝突を回避するための重要な糸口です。この時期、子供は身体的、感情的、社会的な変化を経験し、自己主張が強まる傾向があります。親が子供の心理状態を把握しておくことが衝突回避の手助けとなります。

親子は近くにいるからこそぶつかりやすい、ぶつけやすい存在となってしまいがちです。衝突は避けられないかもしれませんが、家族が心地よく過ごせるように、こどもの成長をサポートしていきましょう。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー2級
ライフオーガナイザー2級

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