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ストレスに対処するための10の解消法

人生にストレスはつきものです、できることならストレスのない生活を送りたいと思う人が保tんどだと思いますが、ストレスは心や体の不調を教えてくれる役割を持っています。もし、そのストレスを放置してしまうと、体をはじめ心まで不調をきたす場合があります。

普通に生活しているだけでも蓄積されていくストレスに自ら気がつき、そして対処していくことで穏やかな状態と保てるようになっていきます。こちらのページでは、ストレスを溜めずに上手に付き合っていける戦略をご紹介します。

目次

ストレス解消のヒント

まず、簡単にできるストレス解消のヒントをお届けします。ストレスを対処するなら心を和やかにすることが大事ですが、すぐに落ち着けるわけではないので、何か一つでもアクションを起こしてストレスの緩和につなげていきましょう。

  • とにかく笑ってみよう。
  • 姿勢を正してみよう。
  • 電話の通知を全てオフにしよう。
  • 10分だけ目を閉じて寝よう。
  • 気分の上がる音楽を流そう。
  • 温かいドリンクを飲もう。

自分の感情が落ち着いて穏やかになれるよう、すぐにできる解消法やゆっくり時間をかけて解消していく方法をご紹介しますので、自分なりの戦略を見つけてみてくださいね。

5分でできるストレス解消法

ガムを噛むんで嫌な気持ちもポイっ

噛むことはストレスを軽減させる効果が期待できるという研究結果があります。

人が視覚や聴覚など五感で感じとった刺激が「快」か「不快」かは、脳の「扁桃体」という部位で判断され、大脳に送られます。その情報が「不快」であった場合、また恐怖や不安を感じて交感神経の働きが活発になって放出されたアドレナリンやノンアドレナリンなどのストレス物質が身体に影響を与えます。ストレスがかかった状態でガムを噛んだ実験では、噛むことで偏桃体の活動が低下し、「不快」という信号が脳に送られにくくなり、血中のストレス物質の量が低下することが明らかになっています。

ロッテ 噛むこと研究室より

要するに、ストレス状態でガムを噛むと扁桃体の活動を鈍らせることができるのでストレス物質の量が減る=ストレスが低減されるということなんですね。

ハーブティーを淹れて温まろう

ハーブは古くから民間療法として、病気の治療や薬、傷の消毒などに使われてきました。ハーブティーの効果として注目したいのは芳香成分です。ハーブの香りは嗅覚を刺激し、さらに脳に直接作用していきます。

ハーブティーを飲んで自律神経に働きかけることで、交感神経優位の緊張状態から副交感神経優位のリラックスした状態へ切り替える働きがあるため、心身をリラックスさせる効果が期待できます。基本的にハーブだけならノンカフェインですが、紅茶とミックスしている場合はカフェインが入ってしまうので、できるだけノンカフェインにしてリラックス効果を高めてください。

リラックス効果が期待できるハーブ

  • カモミール
    世界中で親しまれている代表的なハーブ
    • 心身のリラックス
    • 抗菌・抗炎症作用
    • 鎮痛作用も期待できるので頭痛にも効果を期待
  • レモンバーム
    レモンに似たさわやかな香り
    • 鎮静作用
    • 抗うつ作用も期待
    • 自立神経のバランスを整える効果も期待
  • レモングラス
    レモンのようなさわやかな香り
    • 食欲不振
    • 食後の消化を促進
    • 胃腸の調子を整えるなどの効果に期待

ハーブティーで有名なYogi teaでは有機ハーブをミックスしたハーブティーがあるので、こだわりの香りがよりリラックス効果を高めてくれるかもしれません。最近では無印良品やスーパーのお茶売り場などでも、ハーブティーコーナーが充実しているのでお気に入りの香りと味を見つけてみてください。

アロマエッセンスで香りを纏って良い気分になろう

ハーブティーでも香りが脳にリラックス効果をもたらすとありましたが、エッセンシャルオイルは、より直接的な効果が期待できます。エッセンシャルオイルから放たれた香りを吸入することで、ストレスの緩和や不安・不眠に効果があるとされています。

ストレスを解放したい時におすすめのアロマオイル

  • イランイラン
    エキゾチックでフローラルの甘い香り
    • 鎮静効果
    • 抗うつ
    • ホルモンバランス調整などのリラックス効果
  • ラベンダー
    ストレス効果が高いと言われるポピュラーなハーブ
    • リラックス効果
    • 鎮痛効果
    • 殺菌、消毒効果
  • ベルガモット
    ミカン科でオレンジやレモンのような柑橘の香りとフローラルな香りを併せ持つ香り
    • 不安や緊張の緩和
    • 抗菌、抗ウィルス、抗炎症
    • 消臭

香りは相性がありますので、好みの香りを選択するようにしてください。旅先や楽しい出来事や感情を思い出せるような香りがあれば、それを選択するのも良いでしょう。気分が落ち着いたり、前向きになれることがポイントです。

軽いストレッチをしてスッキリ

特にデスクワークの人は1日中座っていることが多いので、体が凝り固まってストレスも溜めがちです。少し体を動かすだけでも、筋肉が伸びて血液の働きを良くなり、浮腫にも効果が期待できます。

本当に簡単!座ったままできるストレッチ

  1. 両手を体の前で組んで、手のひらを上に向けて押し上げる
  2. 天井に引っ張られるように伸ばして10秒キープ
  3. 腰から上を右にひねり30秒キープ、左にも同じくひねり30秒キープ
  4. 膝から下を膝の高さまでまっすぐ伸ばし、足首を上下に動かす

デスクで簡単に手に取れる、スクイーズもプチストレス解消法になります。竹踏みや首のマッサージ用具など、アイテムを常備しておくのもいいかもしれません。

10分でできるストレス解消法

呼吸法を試して落ち着こう

イライラしたり、不安な気持ちになる時は呼吸が浅くなっています。呼吸が浅い状態だと酸素が脳に十分行き渡らないため、体が不調を起こしやすくなります。 こんな時はこそ、深い呼吸をして酸素を十分に脳へ行き渡らせることが重要です。

深い呼吸でリラックスするには腹式呼吸を試してみましょう。

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸は座った方が安定しますので座って行うことをおすすめします。

  1. 姿勢を整え、肩の力を抜き、肩を動かさないようにしておなかに手を当てて行います
  2. 鼻から息を吸い込み、おなかに空気を溜めるイメージでおなかを膨らませます。
  3. 口からゆっくり時間をかけて息を吐き出します。この時、体に溜まったストレスも一緒に吐き出すイメージを持って吐くのがポイント。

この呼吸を何回か繰り返すことで、脳に酸素が行き渡りリフレッシュに繋がります。
さらに効果を高めたいときはアロマの香りを嗅ぎながら行ったり、ゆったりとした音楽をかける、草原や森林などをイメージして行うと良いでしょう。

ストレスを紙に書き出してみよう

今ストレスに感じていることを紙に書き出すことで、自分の感じていることを可視化してみるというのも有効です。実際書き出してみると、大したことない事に思える場合や、書くことで頭が整理されて対処法が見つかることもあります。

ストレスメモのやり方

  • デスクに小さいノートや付箋を用意する
  • ストレスに感じたことを箇条書きでメモしていく
  • 自分のストレスにパターンがあるか確認する

ストレスにパターンがあれば、原因も分かりやすく対処もしやすくなります。同時にその背景にもっと深い問題が潜んでいないか自分に問いかけてみることも必要かもしれません。

30分でできるストレス解消法

机や部屋を掃除してきれいにして視界もスッキリ

生活環境が散らかっているなど、雑然としていると目に飛び込んでくる情報が多く、注意力が散漫になって頭の中が整理できない状態に陥りやすくなります。

家中掃除をして丸ごとスッキリするのは大変なので、視界に入る部分だけでも物を減らして掃除をしてみましょう。視界が晴れやかになるだけで集中力もアップします。

気の合う友達と電話したり、会って話をして意識を取り戻そう

家の中でほとんどの時間を過ごしている人は、外との繋がりが薄くなりがちで、一人で考えを溜め込み気持ちが沈むことが多くなります。

ストレスが多い状況でなかなか人と会う気になれない、という人はショッピングなどに出かけて店員さんに話しかけるだけでも社会との接点が増えて少し気が和む時もありますので、思い切ってちょっと出かけてみましょう。

太陽を浴びながら散歩して気分を変えよう

ウォーキングはストレスの解放に有効とされているそうです。軽い散歩でも、普段通ったことのない道を歩いてみるだけで近所なのに景色が違って見えたり、新しいお店を見つけるきっかけになるかもしれません。

太陽の光を浴びながら散歩すると、幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌が体内で促されます。セロトニンは神経伝達物質で、精神を安定させたり、安心感を与え、頭の回転をよくするなど、脳の活性化に役立つ物質です。

セロトニンが不足するとイライラや意欲の低下、疲労感につながってしまうので、日光にあたるというのがポイントになります。

お風呂にゆったり浸かってリラックスタイムを

少しぬるめのお湯にのんびり浸かるのもおすすめ。寒い季節は熱いお湯に浸かりたくなりますが、ゆっくり血流をよくしていくことが大事なので40度程度のぬるめのお湯にしましょう。(夏なら38度程度がおすすめ)

自律神経のバランスが整う入浴法

  1. 入浴前に十分な水分(コップ1〜2杯)を取る
  2. 血液の急上昇を抑えるために掛け湯をする
  3. 38〜40度のぬるめのお湯に10〜15分程度浸かる(無理はしない)
  4. 温まったら、髪や体を洗ってクールダウン
  5. 再度お湯に10〜15分つかる
  6. 入浴後もしっかり水分をとりましょう

防水スマホや、防水プレーヤーなどを活用して楽しく、癒される入浴タイムを作りましょう。

自分のストレスと上手に付き合いましょう

ストレスは目に見えないから、他人からは理解されず一人で苦しむことが多いのが現実です。放置していると、ストレス胃炎や突発性難聴、帯状疱疹など、体に支障が出る前に対処していきましょう。

毎日頑張り続けてしまっている人こそ、一息ついて心穏やかにする時間を自分のために使ってください。それでも対処できない時は専門家に相談するのはとても良い選択なので、一人で悩まないで助けを求めましょう。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー2級
ライフオーガナイザー2級

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