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自分を大切にするために実践したい「リトリート」のメリットとアイディア5選

ふとした瞬間に、なんだか疲れてると感じることはありませんか?
ITが進化した現代では溢れるほどの情報が飛び交い、毎日数え切れないほどの判断をしないといけず、頭も心も疲れを溜め込みやすくなっています。ため息をついては「のんびりしてリフレッシュしたい」と思う人も多いはず。

欧米で注目度が高まって、最近では日本でも耳にするようになった話題の「リトリート」で、ストレスに晒された心と体をケアしてみませんか。ライフスタイルに積極的に取り入れていきたい「リトリート」とは何か、実践方などまとめました。

目次

リトリートって何?どんな意味?

「リトリート(Retreat)」という言葉には、「避難所」や「隠れ家」などの意味を持っています。

語源は、リトリートメント(retreatment)=再治療と言われているそうで、欧米では日常生活から物理的に離れることで自分自身の時間を確保し、その時間の中でリフレッシュすることで心身ともにリセットする、というような意味で使われるリラックス法のことを指します。

仕事や家族のことで頭がいっぱいだと、自分と向き合う時間を作ることを疎かにしてしまい、心からリラックスできる時間はなかなか取れません。でも、長い人生です。一度立ち止まって自身と向き合い、自分を見つめ直すなど、休息を与えることはとても大切です。

忙しく生活している人ほど、今一度立ち止まって「リトリート」することで身も心もリセットしてみてはいかがでしょうか。

ストレスをコントロールする4つの「R」

知らないうちに溜まってしまうストレスを解放して、健康な心でいるためにも意識的にコントロールすることが必要です。

ストレスをコントロールするには、この4つの「R」が効果的とされています。

  1. Relaxation -リラクゼーション-
  2. Rest -レスト-
  3. Recreation -レクリエーション-
  4. Retreat -リトリート-

免疫低下につながるストレスをなるべく下げることも、健康志向の考え方で大事にしたいことです。

まだ馴染みが浅い「リトリート」は、冒頭にもあったとおり忙しい毎日を忘れて心と体を休め、リフレッシュするために主に自然豊かな場所で行うことを指しています。

コロナ禍で世界的にリモートワークが進んだことで、自宅で仕事をする機会が増えました。それによってプライベートな時間が確保しやすくなった一方、公私の区別がつきにくくオンオフの切り替えが難しいという声も増えてきています。そのため、休憩や休みの時間にもつい仕事のことを考えるなど、無意識的にストレスが体に蓄積されています。

リトリートするメリットとは?

日常から離れることでリフレッシュできる

いつも生活している場所から物理的に距離を置くことで、日常生活を忘れてリフレッシュすることができます。

馴染みの風景ではなく知らない街並みや景色の中に身を置くだけで、新鮮な気持ちを持つことができ、忙しい日常から解き放たれた感覚を得て、心も体も気分転換ができてリフレッシュする効果が期待できます。

新しい出会いが期待できる

普段行かない場所に行くということは、新しい出会いに巡り会う機会でもあります。せっかくの機会を楽しんで受け入れれば、新たな刺激となったり、今後の生活へ影響を与えるようなこともあるかもしれません。

喧騒から離れることで、普段見えていなかったものが目に入るようになったり、気がつかなかった色や匂い、感覚に出会うことがあるかもしれません。

一度日常から離れるというだけでも、知らない自分を見つけたり、見つめ直すいい機会になるでしょう。

自分自身と向き合うことができる

いつもと違う場所で雑音がない状態に身を置くことで、ゆったりとした時間を確保することができます。

普段は色んな人の話を聞き気を配ったり、休憩中はテレビやスマホで嫌でも情報が入ってくるような状態にあると、自分自身と向き合う時間すら持てません

日々の忙しい生活では、つい遠回しにしがちな自分自身の悩みや今後の目標などを改めて考える機会になります。自分が今何に悩んでいて、どうしていきたいのかなど自身に問いかけることが、これからの生活を充実したものにしていく秘訣になるかもしれません。

無理なく続けられる5つのアイデア

温泉

凝り固まった体と頭から毒素を出す感覚で温泉にゆったり浸かって、体を丸ごと休めてあげるのはいかがでしょうか。

最近ではサウナ施設も充実した温泉が多くなってきていることもあり、サウナを楽しみながら温泉に入るのも良いでしょう。泊まりの時間が取れない人でも、日帰り温泉はたくさんありますので活用してみましょう。まずは近場のスーパー銭湯からでも悪くありません。これまで行ったことのない温泉が近くにないかチェックして、まずは一歩、行ってみましょう。

ヨガ

リトリートを目的とした「ヨガリトリート」ツアーがあるほどリトリートと相性が良いとされるヨガ。

ヨガは心と体のつながりを大切にしたり、必要以上に頑張るようなことを推奨していません。ヨガを通して自分と向き合う時間にすることが大きなメリットになるでしょう。

リトリートが目的なので公園や海など、日常生活から離れた場所でヨガをすることがおすすめです。

瞑想

瞑想を取り入れることで穏やかな気持ちを取り戻し、本来の自分に還る感覚が得られるのがメリットです。

数千年の歴史があると言われる瞑想ですが、その中でも「マインドフルネス瞑想」というのは聞き馴染みがあるのではないでしょうか。Apple社のスティーブ・ジョブズ氏が取り入れていたことでも有名です。

日本マインドフルネス学会では“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義しています。ストレスの軽減や集中力の向上などが期待されることから取り入れる企業も増えてきています。

他にも「ヴィパッサナー瞑想」や「マントラ瞑想」など、方法は数多くありますので、自分の始めやすいものを選んで始めてみると良いでしょう。

ファスティング(断食)

断食を一定時間することによって得られる効果としては、消化器官の機能回復や老廃物の排出効果、味覚などの感覚を取り戻すなどがあります。

断食というとなんだか過酷で難しそうに聞こえますが、ファスティングというと一見おしゃれで取り入れられそうな気がしませんか?ただ、何も食べない絶食をファスティグと呼んでいるわけでないので、正しい知識を身につけてから取り入れないと、かえって体調を崩す要因になりますのでご注意ください。

最近では酵素ファスティングというワードもよく見かけるようになりました。食事をコールドプレスジュースに置き換えるというジュースクレンズから始めて見ると感覚がわかるかもしれません。無理しない範囲から始めてみましょう。

森林浴

大自然を肌で直接感じるからこそ、いつもとは違う感覚を体感できるのが森林浴。澄んだ空気を皮膚から感じ、きらきらとした木々などを見れば目まで心地よく、いつの間にか全身が洗われたかのような感覚にすらなります。

そんな森林浴の効果としては、リラックス効果や免疫力の向上、ストレスホルモンの減少などが挙げられます。

できることなら携帯を持ち込まず、全身で自然を感じることが高い効果を得られるポイント。森林浴ツアーなどもありますので、気軽に参加してみると違った景色に出会えるかもしれません。

まずは週末リトリートから始めてみましょう

自分の気持ちに余裕がないときは、何をやってもうまく行かなかったり、マイナス思考になりがち。そんな時は思い切って日常から離れ、疲れきった心と体を癒すのに効果的なリトリートを上手に取り入れましょう。

思い立った今がチャンスと思って、まずは週末リトリートでいつも頑張っている自分をいたわってあげてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー2級
ライフオーガナイザー2級

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